山形市長の佐藤孝弘市長は、今年の9月で任期が満了します。
9月3日に告示がされますが、佐藤孝弘市長は3期目の山形市長として立候補することを表明しています。
今年の9月30日に48歳の誕生日を迎える佐藤孝弘市長は、戦後最年少と言われる若手の市長です。
まだお若いにもかかわらず、山形市のために全力で働き続ける姿に山形市民は信頼を寄せているそう。
現時点で今期の山形市長選に立候補しているのは佐藤孝弘市長と元県議の渡辺ゆり子氏の2人。
次期市長がどちらになるかが注目ですが、投票する方はしっかり知識を付けて投票したいですよね。
今回は現職の佐藤孝弘市長の経歴や市長としての実績、今回の市長選の政策を紹介します。
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佐藤孝弘のwiki風プロフィール
- 名前:佐藤 孝弘(さとう たかひろ)
- 生年月日:1975年9月30日
- 出身:北海道函館市
- 職業:山形市長
佐藤孝弘市長は北海道函館市で生まれ、小学校卒業と共に東京都に引っ越してきたそうです。
後ほど詳しく説明しますが、高校は東京都立日比谷高等学校に入学、そこから東京大学に進学し、通商産業省に入省とかなりエリートな経歴を辿っています。
そんな華々しい経歴を持つ佐藤孝弘市長ですが、全ての進路がスムーズに進んだわけではないようです。
「大学は1浪、国家公務員試験も最初の年は不合格。今回もそうですが、旧友からは『佐藤は最初は落ちるけど2回目で受かるよね』『1回目で決めろよ!』なんて言われてます(苦笑)」
(引用:山形市のフリーペーパー「Yamacomi」より)
今となっては笑い話ですが、当時は本当に大変な思いをしたのではないでしょうか。
しかし諦めずに目標に向かって努力し、最終的にはしっかり目標を達成する佐藤孝弘市長の人柄が出ているエピソードにも感じますね。
佐藤孝弘の学歴まとめ!高校・大学はどこなのか?
- 出身高校:東京都立日比谷高等学校
- 出身大学:東京大学 法学部
佐藤孝弘市長の出身高校は東京都立日比谷高等学校です。
東京都立日比谷高校と言えば東京都内の公立高校でトップの成績を誇る高校で、気になる偏差値は現在74と言われています。
東京大学へ難関私立大学への合格者が数多くいる有名な進学校です。
佐藤孝弘市長は1年間の浪人期間を経たのちに、東京大学法学部に進学しています。
東京大学の法学部は数ある学部の中でも偏差値が高く、入学が難しい学部だそうです。
高校入試でもかなりの学力が必要だったと思うので、佐藤孝弘市長は小さい頃からかなり努力をしていたのではないかと思います。
佐藤孝弘の経歴は?
- 2000年4月 通商産業省に入省
- 2003年4月 通商産業省を退官しておにぎり専門店を開業→短期間で廃業
- 2005年2月 日本経営合理化協会に入会
- 2007年から2011年 東京財団研究員として勤務
- 2011年9月 山形市長選に無所属で出馬し敗れる
- 2015年9月 山形市長選に無所属で出馬し初当選
東京大学を卒業してからの佐藤孝弘市長の経歴をまとめました。
佐藤孝弘市長は通商産業省に入省して3年で退官し、おにぎり専門店を開業しています。
なぜいきなりおにぎり専門店?と思いますよね。
佐藤孝弘市長は通商産業省時代には中小企業庁で税制改正、会社法・会計関連制度改正の提言の取りまとめに関わっていたので
中小企業の社長と話をするうちに、自分も開業したくなったそうです。
「経産省で魅力的な中小企業のオーナーと接するうち、自分も起業してみたいと切実に考えるようになりました。当時、おにぎり専門店が脚光を浴び始めていて、経産省を辞めることに迷いはありませんでした」
「店舗を構えたのは台東区の谷中銀座。米、海苔(のり)、塩、水にこだわり、180~200円台で販売しましたが、ダメでしたね。食べた人は『こんな美味いおにぎりはない』って言ってくれたんですけど(苦笑)」
(引用:山形市のフリーペーパー「Yamacomi」より)
すばらしい行動力ですね!
おにぎりはおいしかったようですが、経営はうまくいかなかったとのこと。
この時の「いい物を作ってもよさが伝わらないと売れない」という教訓が今の山形市でのPRに活かされているそうです。
ちなみに佐藤孝弘市長がガールズバーやキャバクラの経営をしていたという噂もありましたが、これはガセだと否定されています(笑)。
そののちに、日本経営合理化協会、日本財団研究員を経て山形市長選へ出馬しています。
最初の市長選では当時の現職であった市川昭男氏に約1万票ほどの差で敗れました。
その後すぐに再挑戦する事を表明し、地域活動に励んだ結果、2015年の市長選で当選する事が出来たそうです。
東京大学や国家資格と同様に2回目で成功したんですね!
佐藤孝弘の市長としての実績・評判は?
- 新型コロナ感染予防・経済活動両立支援
- 移住・定住施策
- 山形市健康ポイント事業
- 健康寿命促進のための新たな検査・検診の実施
- 重粒子線がん治療費助成事業
- ふるさと納税事業
- 公共交通の充実化
- 地価の上昇
- 市街化調整区域における住宅系の規制緩和
- 学生の街なか居住推進
- 市南部への児童遊戯施設整備事業
- 教育施設の整備
- 市民会館の整備
- さらなる産業団地の確保
- 国道112号山形中山道路の早期完成計画
- スマートインターチェンジ整備・検討事業
- 山形パーキングエリアの利活用
- 道の駅整備事業
(引用:さとう孝弘official web site 実績Vol6より)
佐藤孝弘市長の最近の実績です。
中でも佐藤孝弘市長は山形市を「人口30万人都市」にするための計画の一つとして、「健康医療先進都市」にするための活動に力を入れています。
実績を見ても健康に関するものや、がん治療に関するものなど医療に関するものが目に入りますよね。
健康・医療の充実は健康に長生きする人を増やしますよね。
更に第3子以降の認可保育園・幼稚園の保育料無料化を実施する事でこれから生まれてくる子を増やすことで、山形市の人口増加に繋げているようです。
また、佐藤孝弘市長は近頃一部の地域でも行われている公用車のカーシェアリングも始めたそうです。
持続可能な街づくりへ、移動が便利な社会を目指す。
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全編は、https://t.co/5T5ne7sz4P pic.twitter.com/oJCq0b6nW5— 山形新聞 (@press_yamashin) August 2, 2023
一部の市民だけでなく様々な層の市民に向けた実績や政策があることや常に様々な方向から物事を見て行動するところが、佐藤孝弘市長の強みかもしれませんね。
2期に渡り市民から選ばれ、市民と共に実績を作り続けた佐藤孝弘市長は、山形市民にとっても信頼のおける存在なのではないかと思います。
佐藤孝弘が掲げる政策・公約とは
引用:https://sato-takahiro.jp
- 新経営計画「山形市発展計画2025」を策定
- 「山形連携中枢都市圏」連携協約の締結
- 健康医療先進都市に向けての取り組み
- 新たな地域公共交通計画に向けて
- 洪水ハザードマップ改定と7月豪雨への対応
- 持続可能な農業に向けて
- 山形中山道路・山形PAスマートICの正式な事業化決定
- 教育のICT化の大幅強化
- Q1プロジェクトのスタート
- 市民会館の改築方針を決定
- 学生の街中居住推進
- 各種施設整備の着実な推進
(引用:さとう孝弘official web site より)
今回の山形市長選で、佐藤孝弘市長が掲げた政策は全部で12個ありました。
「これまで心がけてきたのが市民目線の行政。そしてチャレンジする山形市政。こうした姿勢を引き続き堅持しながら、さらなる発展のために取り組んでいきたい」
(引用:YTS山形テレビ)
市民目線で、市民に寄り添った政策を立てているんですね。
佐藤孝弘市長は「チャレンジする」の言葉通り、どんどんと新しいプロジェクトの計画を立てています。
「今のまま」でなく、「より良く」を実現させるためにどんどんと活動していってくれそうですね。
まとめ
佐藤孝弘市長は学歴・経歴共に華やかなイメージでしたが、調べていくうちに努力を重ねてきた人だということが分かりました。
また、佐藤孝弘市長は市長の中でも若い部類にはいるので、新しい事をどんどんと取り入れることができる柔軟さがいいと一部で評判だそうです。
2期連続で山形市のために活動し続けてくれた佐藤孝弘市長が3期目の当選となるのか、これから注目したいところですね。
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