任期満了に伴う岩手県の盛岡市長選挙が8月6日に告示され、新人で会社の社長でもある内舘しげる氏と現職の谷藤裕明氏が立候補していることが分かりました。
内舘しげる氏にとっては現職の谷藤裕明氏との一騎打ちとなるので厳しい戦いが予想されますが、
内舘しげる氏が盛岡市長選挙に立候補するのは今回で3度目だそう。
今回の市長選が三度目の正直となるのでしょうか。
そんな注目も集まる内舘しげる氏の学歴や経歴、政策について調べました。
内舘しげるのwiki風プロフィール
- 名前:内舘茂(うちだて しげる)
- 生年月日:1966年9月28日
- 出身地:岩手県盛岡市
- 学歴:岩手県立盛岡第一高等学校、学習院大学経済学部経営学科
- 職業:株式会社マルノ代表取締役社長(旧 丸乃タイル株式会社)
内舘しげる氏は岩手県出身で、幼少期から高校までを地元盛岡市で過ごしています。
大学からは上京し、そのまま3年ほど他の企業で働いたそうなのですが、
その後は内舘しげる氏の祖父が創業した丸乃タイル株式会社(現:株式会社マルノ)に入り3代目の社長としてご活躍されているそうです。
幼少期から多くの月日を過ごし、また社長として盛岡市に根付いた生活をされている内舘しげる氏にとって、盛岡市は特別な場所なのかもしれませんね。
内舘しげるの学歴まとめ!
内舘しげる氏の学歴
- キンダーホーム 盛岡幼稚園 卒園
- 盛岡市立杜陵小学校 卒業
- 盛岡市立下橋中学校 卒業
- 岩手県立盛岡第一高等学校 卒業
- 学習院大学 経済学部経営学科 卒業
前述でお伝えしたように、内舘しげる氏は高校まではずっと盛岡市で過ごしています。
内舘しげる氏の卒業した岩手県立盛岡第一高等学校は岩手県でも有数の歴史を誇る伝統校で、2020年には創立140周年を迎えています。
これだけでも歴史がある高校なのがわかりますよね。
現在の偏差値は69と、岩手県内でトップの進学校なので、国公立や難関私立へ進学する卒業生も多いようです。
中には東大に進む卒業生もいたのだとか。
内舘しげる氏が卒業した学習院大学も、難関私立大と言われています。
また、皇族の方が通われるなど品のあるイメージもありますよね。立地が良い事も相まって人気の大学だそうです。
実際に、内舘しげる氏が受験した際も入るのも難しかったと思います。
経営学部に進学した事からも、後に会社を継ぐことを視野に入れた進路選びだったのではと考えられるので、
もしかすると幼少期からかなり期待されて育ち、内舘しげる氏もそれに答えてきたのかもしれませんね。
内舘しげるの経歴まとめ!
内舘しげる氏の過去の活動
- 2002年度 社団法人盛岡青年会議所第50代理事長
- 「盛岡・滝沢・矢巾住民発議による合併協議会を求める会」会長
- 盛岡市立杜陵小学校PTA会長
- 岩手県立盛岡第一高等学校PTA会長
- 岩手県高等学校PTA連合会会長
- 公益社団法人岩手県法人会連合会青年部会長
- 学習院大学岩手桜友会世話役
- 2016年 公民連携プロフェッショナルスクール受講
- 2020年 東北大学地域イノベーション研究センターRIPS修了
内舘しげる氏の現在の活動
- 株式会社 理創生活代表取締役
- 二級建築士、宅地建物取引士
- 盛岡市立下橋中学校父母と教師の会会長、同窓会副会長
- 盛岡大通商店街協同組合副理事長
- お弁当パラダイス副実行委員長
- 岩手県タイルレンガ工業会会長
- 岩手県建築士事務所協会盛岡支部理事
- 盛岡商工会議所認定「もりおかコンシェルジュ」
(引用:選挙ドットコム)
内舘しげる氏の過去の経歴は上記です。
20年以上も盛岡市に関わる活動をしていることが分かります。
中には小学校や高校のPTA関係も見られますが、内舘しげる氏の家族構成は奥様と一男二女の5人家族だそうなので、
息子もしくは娘の学校のPTA活動なのではないかと考えられます。
とはいえ、他にもかなりたくさんの活動をしていたことが分かりますよね。
そして内舘しげる氏は現在も株式会社マルノの社長以外に9つの活動を行っています。
殆どが岩手県や盛岡市に関わる活動に見受けられますが、かなり忙しいのではないでしょうか。
内舘しげる氏は盛岡市のために、今できる事を全力で行っていることがわかりました。
内舘しげるが掲げる政策とは
「より優しく」誰一人取り残さないまちへ
「より強い」地元経済が元気なまちへ
- 車がなくても安心できる巡回ミニバス・乗り合いタクシー
- 高齢者対象、バス1日100円パス
- 盛岡市給付型奨学金制度(高校・大学生対象 返済なし)
- 地元企業の売り上げ・利益アップ・地元上場企業+3社・4年間で起業1000社
- 市長退職金全額カット(1期4年分3160万円)
(引用:岩手日報)
内舘しげる氏がマニフェストとして提示した内容は上記です。
ひとつひとつ見てみると、高齢者・学生・働く若者など様々な層を対象にして考えられた政策であることが分かります。
上記を充実させると、未来の子どもや、その親達にも希望が生まれそうですよね。
「誰一人取り残さない」の意味も理解できます。
また、内舘しげる氏は盛岡市の今後についてこう話しています。
「この盛岡に必要なのは地元経済を強く、元気な盛岡を作る。若者が一度外に出ても帰れる働く場所のある町・盛岡を作っていきたい」
(引用:岩手めんこいテレビ)
内舘しげる氏は、特に起業家に対する支援などに力を入れたいそう。
地方の若者は進学や就職で上京することが多い印象ですよね。
大学や会社は圧倒的に関東圏に集まっているので仕方がないことだと思います。
そこで、内舘しげる氏は一度県外へ働きに出た若者が盛岡市に帰ってきた際にも、活躍できる場を作ろうと考えまようです。
上場企業を増やしたり、自らが起業したいという若者への手助けをしたいというのはそのためですね。
これは自身が東京の大学へ進学し、就職を経てから盛岡市に帰ってきた。内舘しげる氏ならではの考えなのではと思いました。
(おまけ)現職である谷藤弘明市長の政策
「世界につながるまち」をテーマに
- 盛岡南地区物流拠点75㌶を整備し、5千人を目標に雇用を創出
- インバウンド受け入れ態勢強化。海外へのプロモーション活動展開
- 全員に同じ給食を提供するための新たな給食センターの北部地区への設置
- 交通弱者に配慮したAIオンデマンド交通、公共交通網の再編
- 下田地区、道明地区への新駅設置に向けた取り組み推進
内舘しげる氏と一騎打ちになる、谷藤弘明市長のマニフェストは上記です。
5期連続で盛岡市長を務めていたこともあり、具体的な内容が盛り込まれているように感じますね。
既に現在着手している内容もあるのではないでしょうか。
谷藤弘明市長は主に新しい雇用を生み出す事と、子育て支援に主に力を入れたいとのことです。
こちらもとても大切なことですよね。
長年盛岡市長を務めていて、現職である谷藤裕明氏の安定した政策も、新しい風を盛岡市に取り入れてくれそうな内舘しげる氏の政策も、どちらも盛岡市のことを第一に考えての内容が伝わってきました。
自分の求めている内容と、立候補者の政策をしっかりと照らし合わせて選ぶ事が大切ですね。
まとめ
今回、盛岡市長選に立候補した内舘しげる氏の学歴・経歴について調べたところ、地元の岩手県盛岡市に深く根付いている事が分かりました。
内舘しげる氏は自身が進学のために上京し、会社を継ぐために地元盛岡市に戻ってきた経験から、若者が地元で働きやすい環境を作りたいと立候補したようです。
また、内館しげる氏は過去に2度、盛岡市長選に立候補して、現知事に敗れています。
今回3度目の正直になるかが注目どころですが、投票する際にはきちんと自分に必要な情報を見極めた上で投票に行きたいですね。
市長選の結果を楽しみにしようと思います!
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