2024年2月、SNSでは『猫ミーム』が大バズりしています。
特に『チピチピチャパチャパ』と聞こえる歌詞の歌が人気となっているようで
猫ミーム以外の動画でもたくさん利用されているようです。
そこで今回は『チピチピチャパチャパ』と聞こえる歌について調査してみました。
大バズり!チピチピチャパチャパの猫ミーム動画とは?
@fcbmzr10 #chipichipichapachapadubidubidabadaba #chipichipi #cat #gato #bailando ♬ Awaken Fox –
2024年2月現在、大バズりをしている『チピチピチャパチャパ』の動画の1例が上記の動画です。
リズムに合わせて、首を振っている猫ちゃんがとてもかわいいですね!
『チピチピチャパチャパ』がバズりすぎていることから
それをネタとして扱っている動画もバズっています。
黙って聞いてりゃ、チピチピチャパチャパ…..#猫ミーム #ホームアローン pic.twitter.com/akJIdXVj7B
— おこさまランチ大佐 (@C_OkosamaLunch) February 17, 2024
チピチピチャパチャパの本家は2003年に発売されたチリの歌だった!
『チピチピチャパチャパ』の原曲とは
- 原曲名:Dubidubidu(ドゥビドゥビドゥ)
- リリース:2003年
- 歌手:Christell Rodriguez
- 発売国:チリ
- 曲言語:スペイン語
『チピチピチャパチャパ』の原曲について調査してみると
2003年にチリで発売された『Dubidubidu(ドゥビドゥビドゥ)』という曲である事が分かりました。
原曲の動画がこちらです!
2023年頃から世界的にSNSで流行しているようですが
2003年の発売当初も大ヒットしており、
『発売初日に8000枚の売り上げ』『プラチナディスクを獲得』という実績を残しています。
プラチナディスクとは
- ベストセラーのレコードの中でも、ゴールドディスクより売れ『基準に達した作品』に対して贈られるプラチナ製の盤。
- 米国のプラチナディスク基準:シングル200万枚以上の売り上げ
現在のダブルミリオンを獲得する作品だったとは驚愕です!
さらに『Dubidubidu』を歌っているのは、当時5歳の『Christell(クリステル)』という少女でした。
5歳の少女がダブルミリオンの大ヒットなんて、さらにビックリしました!
Dubidubiduはクリステルちゃんがオーディション優勝記念の曲だった!
2003年に発売された『Dubidubidu』はクリステルちゃんのデビュー曲だったようです。
クリステルちゃんは2003年に行われた『rojo, fama contra fama』というチリのオーディション番組に出演しています。
『rojo, fama contra fama』は新スター発掘オーディションとなっており
全世界で行われている『ゴッドタレント』と同じような形のオーディション番組です。
クリステルちゃんはオーディションにて『マリア・ホセ(チリの歌手)』の歌を披露して、見事に優勝を飾ります!
その優勝記念に作成されたのが『Dubidubidu』です。
『Dubidubidu』はクリステルちゃんのデビューアルバム『Christell』に収録された曲の1つです。
『Dubidubidu』の歌詞は世界中を巻き込む『魔法の言葉』という意味だった?
Dubidubiduのサビ・メインパート
Chipi-chipi, chapa-chapa
チピチピ、チャパチャパ
Dubi-dubi, daba-daba
ドゥビドゥビ、ダバダバ
Mágico mi dubi-dubi-doom, doom, doom, doom
マジゴミ、ドゥビドゥビドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ
Chipi-chipi, chapa-chapa
チピチピ、チャパチャパ
Dubi-dubi, daba-daba
ドゥビドゥビ、ダバダバ
Mágico mi dubi-dubi-doom
マジゴミ、ドゥビドゥビドゥ
Dubidubiduのメインパートの歌詞は
基本的に『Chipi-chipi, chapa-chapa、Dubi-dubi, daba-daba』の繰り返しとなっています。
AメロやBメロの歌詞を調査してみると『スペイン語』で作成された曲とわかりました。
サブパートはみんなをパーティーに誘っていた?
Aメロの歌詞
Si tú quieres bailar, jugar, pintar, cantar
Tú puedes venir a mi casa
La idea es compartir, te vas a divertir
Si quieres venir a mi casa
Quiero invitar a jugar a mi casa
A todas mis amigas y amigos
Quiero saltar y bailar
Y lo que tengo, compartir contigo
AメロやBメロは基本的に『スペイン語』で構成されています。
内容の意味を日本語にしてみると…
- 『ダンスや歌、お絵かきして遊びたいなら、私の家に来ない?』
- 『みんなを招待して、私の家で一緒に遊ぼうよ』
と訳すことができました。
『みんなと一緒に楽しもうよ!!』といった内容になっていますね。
そうなると『メインパート』は『みんなと楽しんでいる』ところなのかもしれません。
サビ・メインパートは『魔法の言葉』だった?
メインパートの大部分を占める『Chipi-chipi, chapa-chapa、Dubi-dubi, daba-daba』を調査してみると
『言葉の意味は無い』という事が分かりました。
唯一翻訳できるのは『Mágico mi』の部分で『魔法の言葉』という意味になります。
メインパート以外の歌詞の意味を考えると
『Chipi-chipi, chapa-chapa、Dubi-dubi, daba-daba』はみんなで遊ぶ魔法の言葉
なのではないでしょうか?
サビの部分がSNSで大流行していることからも
『世界中を楽しませる魔法の言葉』なのかもしれませんね。
『Dubidubidu』を歌うChristell Rodriguezってどんな人?
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- 名前: Christell Jazmín Rodriguez Carrillo(クリステル)
- 生年月日: 1998年1月2日
- 年齢:2024年2月現在26歳
- 出身地:チリ・ Talcahuano,
- 職業:歌手
- 活動期間:2003年~2006年, 2008年~
- レーベル:ワーナーミュージック
クリステル氏は1998年1月2日に
歌手として活躍する両親『クリスチャン・ロドリゲス』と『ミリアム・カリーロ』の娘として生まれます。
両親が歌手のため、幼い頃から『音楽に囲まれて生活していた』そうです。
クリステル氏は幼少期から『歌・ダンス・楽器』とたくさんの事に興味をもっていたと母親が語っています。
「クリステルは幼い頃から音楽に興味を持ち、歌うだけでなく楽器を演奏したり、踊り始めたりしました」
引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Christell
2歳の時には、『タンバリンとパーカッションのフェスティバル』に参加したそうです。
当時から才能を発揮していたクリステル氏は『両親の音楽会にも同行していた』ようです。
2歳から両親と同じ舞台に立つなんて、すごすぎますね。
いくつかのコンテストに参加した後、『rojo, fama contra fama』に出場します。
見事に優勝を飾り、ワーナーミュージックからデビューします。
その後、事務所と両親のトラブルにより『2年間の休止』となります。
2008年に再デビューし、現在もコンサートやテレビ番組で活躍しています。
まとめ
今回はSNSで話題となっている『チピチピチャパチャパ』と聞こえる歌について調査してみました。
昨今のSNSでは『昭和で流行した歌』が度々、話題になっていますね。
『Dubidubidu』は日本の曲では無かったですが
2003年にヒットした曲が、SNSで再ヒットという形になっています。
今後も『Dubidubidu』と同じように過去にヒットした物が話題になるかもしれませんね。
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