林真理子のwiki経歴プロフィール! なぜ直木賞作家が日本大学理事長になったのか

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2020年7月に日本大学の理事長に作家の林真理子氏が就任しました。

林真理子氏は日本大学芸術学部出身のため、母校の理事長になったことになります。

林真理子氏の任期は4年で2026年6月末までが任期となっています。

今回は林真理子氏の経歴・理事長に就任した理由について調査してみました。

目次

林真理子のwikiプロフィール

プロフィール
  • 名前:林 真理子(はやし まりこ)
  • 出身:山梨県山梨市
  • 生年月日: 1954年4月1日(2023年8月現在69歳)
  • 職業:作家・小説家・エッセイスト
  • ジャンル:随筆・小説
  • 活動期間:1982年〜
  • デビュー作:ルンルンを買っておうちに帰ろう
  • 現職:日本大学理事長
  • 家族構成:夫・長女

林真理子氏は1982年から小説家として活躍しています。

現在は日本大学理事長を努めながら、小説家としても活動しています。

林真理子氏は直木賞をはじめ、たくさんの賞を受賞している日本を代表する小説家です。

林真理子の受賞歴と【受賞作】

  • 1986年:直木三十五賞【最終便に間に合えば】【京都まで】
  • 1988年:文藝春秋読者賞【いいかげんにしてよアグネス】
  • 1995年:柴田錬三郎賞【白蓮れんれん】
  • 1998年:吉川英治文学賞【みんなの秘密】
  • 2013年:島清恋愛文学賞【アスクレピオスの愛人】
  • 2018年:歴史時代作家クラブ賞【西郷どん!】
  • 2018年:紫綬褒章
  • 2020年:菊池寛賞
  • 2022年:野間出版文化賞

林真理子の経歴まとめ

林真理子の経歴

  1. アルバイト・コピーライター
  2. 小説家・作家
  3. 日本大学理事長

林真理子氏の経歴を大きく分けると

アルバイト・コピーライター時代、小説家時代、日本大学理事長時代の3つに分けれられます。

それぞれの時代で林真理子氏はどのように過ごしてきたのでしょうか。

林真理子の学歴に関する記事はこちら

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大学卒業後はアルバイトの後、コピーライターとして活動

様々な賞を受賞している林真理子氏ですが、『作家』になるつもりはなかったそうです。

就職活動では大学の先生に『記者』をやってみないかと言われ、受けるも「こんなところに就職は嫌だ」と思ったそうです。

大学4年の時に先生に業界誌の記者をやってみないかって誘われて、受けたんです。

でも行くと、神田にある汚い雑居ビルで、タブロイド版を折って200通くらい封筒に入れて切手貼って…という仕事。

なんだか悲しくなっちゃって、友達は婚約とかしているのに私はスリッパを履きながらせっせと……。

「こんな汚い所で就職なんて嫌だ」と思った

引用:https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/20820?page=2&utm_medium=twitter&utm_source=dlvr.it

コピーライターとして働き始めたきっかけは…

学生時代のアパートに引っ越してきた女の子がコピーライターだった事がきっかけだそうです。

女の子に教えてもらい、あるプロダクションに勤めたのがはじまりとインタビューで語っています。

コピーライターとして活動し始めた林真理子氏ですが

コピーライターの業界に馴染めず楽しい仕事では無かったようです。

最初は仕事があまり楽しくなかった。基本的に山梨の田舎の子なので、業界になじめなかったんです。

お洒落でもないし、夜のディスコに行くなんてこともしないし。

「君みたいにのっそりしていて本ばかり読んでちゃ何もできないよ」って言われていました。

引用:https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi112_hayashi/20110223_4.html

このプロダクションで馴染めなかった林真理子氏は『総合スーパーのチラシ』を作るアルバイトを始めたそうです。

アルバイト生活を送っていた頃に『糸井重里コピー塾の生徒を募集』というのを発見、

そこに行けば何かがあるんじゃないかと思い参加しました。

これがきっかけで有名なプロデューサーの秋山道男氏と知り合い、西友ストアのPR雑誌『熱中なんでもブック』の編集スタッフとなります。

この頃に『私も本を書きたい』と思ったそうですがコピーライターの本は出せない」と出版社に言われてしまったそうです。

林真理子は小説家としてデビュー直後から大活躍だった

林真理子氏は2つのきっかけにより小説家としてデビューすることになります。

1981年にTCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞を受賞

『主婦の友社(出版社)』から声がかかる

 

林真理子氏は1981年にTCCの新人賞を受賞しました。

同時期に雑誌ブレーンに『林真理子の広告批評』という連載をしており

その連載を『主婦の友社』の方が面白いと思った事で声がかかったそうです。

デビュー作『ルンルンを買っておうちに帰ろう』の執筆を始めた林真理子氏ですが

なかなか思うように執筆できず、出版社から「最後はいい加減にしてくれ」と電報が来たそうです。

なんとしても書き終えるため『山奥のホテルにカンヅメ』になって執筆したそうです。

締め切りを半年も伸ばして、最後はいい加減にしてくれ、と電報がくるようになってしまったんです。

「どうやったら書くのか」と訊かれて「カンヅメにしてくれたら」と言ったら、

主婦の友社が山の上ホテルに部屋を取ってくれたんです。費用は私持ちですけれど。

コピーライターの仕事で儲けていたからよかったけれど、最終的に10日間くらいカンヅメをして、20万くらい払った。

引用:https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi112_hayashi/20110223_4.html

そして1982年に出版されたデビュー作『ルンルンを買っておうちに帰ろう』はベストセラーとなりました。

1986年には『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞

1988年に文藝春秋読者賞、1995年に柴田錬三郎賞、1998年に吉川英治文学賞

2013年に島清恋愛文学賞、2018年に歴史時代作家クラブ賞

と様々な賞を受賞しました。

更に2011年にはフランスで『レジオンドヌール勲章シュヴァリエ』の勲章を授かります。

日本国内でも紫綬褒章(2018年)菊池寛賞(2020年)を受賞しています。

2020年5月には女性で初めて日本文藝家協会理事長に就任し

2020年10月14日には、『週刊文春』で連載中のエッセイの通算連載回数が1655回に達し、

同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定されました。

2022年は野間出版文化賞を受賞しました。

とんでもない受賞の数々ですね。

林真理子氏はデビュー直後から注目され続け、国内だけでなく世界でも活躍されていた事がわかります。

林真理子氏は日本大学理事長に就任し改革を開始!

2021年12月、前理事長の田中英壽氏が理事長を辞任しました。

その後、新理事長選考のため選考委員会が設置され、

2022年7月に日本大学・芸術学部出身の林真理子氏が日本大学理事長に任命されました。

理事長だけでなく、理事が総入れ替えとなり、新たに21名の理事が選任され新体制となっています。

林真理子氏は理事長就任会見でこのように語っています。

二度とこのようなことが起こらないよう全力を注ぐ

理事のうち9人が女性である、新しい風が吹いている。新しい日大をつくるキャンペーンをしていく

引用:https://www.tokyo-np.co.jp/article/262438

また理事長に就任し1年たった2023年7月11日にも会見を行いました。

会見では後始末に明け暮れた」「イメージ回復はまだ6合目と語っています。

林真理子氏は母校のためになにか役に立ちたいという気持ちで理事長に就任したそうです。

就任後は『日大のイメージ回復』に注力されたのだと思います。

しかし…

2023年8月3日、日大アメフト部で大麻・覚醒剤が見つかるという事件が発生しました。

7月上旬に『父兄からタレコミ』があり捜査が始まったそうです。

警察の捜査によると『7月中旬には大麻・覚醒剤と判明していた』そうですが

2023年8月2日に林真理子氏はメディアに対し、

「違法な薬物は確認されていないと、私は聞いております」

「私も学生を信じたいという気持ちでいっぱいです」

とコメントしています。

捜査中で警察が情報を知らせていなかった可能性もありますが、

情報が確定していない中で「確認されていない」と発表してしまうのはミスだったのではないでしょうか。

これまで自身が行ってきた『日大のイメージ回復』のためのコメントのように聞こえてしまいますね。

日大アメフト部の薬物事件に関する記事はこちら

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林真理子が日大理事長に選任された・引き受けた理由は?

林真理子氏自身が日大理事長を引き受けた理由はインタビューで語られています。

記者「なぜ理事長のオファーが来たのか、どうして引き受けたのか。この二つ、気になっているんですが」

「たぶん何人かに断られたんでしょうけど(笑)、OGということで名前は挙がっていたと思うんです。

そして『やる(引き受ける)気ありますか?』と聞かれ、私はすぐにOK出して」

記者「すぐに!?」

「ためらう必要もなく、『おもしろそうだな』と。

『おもしろそう』で来られたら(関係者は)たまらないので、一生懸命やっていますけど。

世の中の大抵のことって、おもしろそうか否かで決めることで。

私も大変だと思うよりも、キャンパスで学生たちとキャッキャと歩いている自分しか想像できなかった」

引用:https://www.joqr.co.jp/qr/article/80634/

林真理子氏が理事長を引き受けた理由は

日本大学のため』『学生のため』『おもしろそうだったから

となっています。

『おもしろそうだったから』というのは驚きですよね。

日大が林真理子を理事長に選任した理由はメディア対策だった?

寛大な形で理事長を引き受けた林真理子氏に対して

日大側が林真理子氏を選任した理由は『メディア対策』だったとも言われています。

作家としてベストセラーを連発してきた林氏にはマスコミと太いパイプがあり、

彼女が理事長になれば、日大に対する舌鋒が鈍る可能性が高い。

新潮社、講談社、小学館、読売、朝日など、大手マスコミと林氏はのきなみ関係が深く、

特に付き合いが30年以上に及ぶ文春は、林氏が理事長にいる限り、日大叩きはできないでしょう

引用:https://www.cyzo.com/2022/06/post_312235_entry.html

実際に林真理子氏が理事長に就任以降、日大のイメージを悪くする記事は無かったように感じます。

2023年8月3日に発生した、『日大アメフト部の薬物騒動』に関しては報道しない訳には行かないと思います。

各マスコミがどの様な記事を書くのかに注目です。

日大アメフト部の薬物事件に関する記事はこちら

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まとめ

今回は林真理子氏の経歴・理事長に就任した理由について調査してみました。

作家・小説家としての林真理子氏の経歴には驚愕でした。

日大理事長を努めながら、小説家も現役ですし

今後の作品も楽しみですね。

 

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