ディズニーの名作「リトルマーメイド」が実写映画化されました。
ついに6月9日(金)に日本でも公開されます。楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、この実写化リトルマーメイドの反応は公開前からあまり良くないとの声が。
中には実写版リトルマーメイドを「残念」・「酷い」なんていう人もいるそうです。
ディズニー映画の中でも人気の「リトルマーメイド」でなぜそのようなことが起こってしまっているのでしょうか。
日本国内と海外の反応を少し調べてみました。
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実写リトルマーメイドが残念・酷いと言われる理由3選
実写リトルマーメイドが残念・酷いと言われている理由は『原作とのイメージの違い』です。
どうしても実写化するとイメージと違う事がありますが、今回の「リトルマーメイド」は人間でない生き物がたくさん出てきます。
子供の頃みた「リトルマーメイド」とイメージが違ってがっかりする人が多いようです。
その中でも批判が多かったのは以下の3点です。
実写リトルマーメイドに対して多い批判3選
- アリエル役を黒人が演じていてイメージが違う
- セバスチャンがカニすぎる
- フランダーがかわいくない
やはり登場キャラクターによるイメージ違いが多いようです。
ひとつひとつ深掘りして調べてみました。
理由①:アリエル役を黒人が演じていてイメージが違う
実写リトルマーメイドが残念と言われている理由として、主役のアリエルの役を黒人が演じていてイメージが違うという声が上がっています。
ディズニーのリトルマーメイドのアリエルの容姿といえば、下記のようなものになりますよね。
アリエルの容姿イメージ
- 赤髪のさらさらしたロングヘア
- 透き通るような白い肌
- ブルーの瞳
今回実写リトルマーメイドのアリエルを演じているのは、ハリー・ベイリーという女優さんです。
どうやらハリーベイリーのイメージがディズニーのアリエルとは少し違っているようです。
ハリー・ベイリーの容姿
- ダークブラウンのドレッドヘア
- 健康的な暗めの肌色
- ダークブラウンの瞳
ハリー・ベイリーはヘルシーな印象でとても素敵な女優さんですが、たしかにディズニーのアリエルとは別人に感じてしまいます。
ディズニーシーのマーメイドラグーンのアリエルもキャストの方が演じていて、
ある意味実写化ですが、上述したディズニーのリトルマーメイドのイメージ通りなので、余計にギャップを感じる人も多いようです。
理由②:セバスチャンがカニ過ぎる
実写版リトルマーメイドの残念な理由の2つ目として、執事のセバスチャンがカニ過ぎるという意見がありました。
セバスチャンと言えば、甲殻類離れした(!?)このおじさんのようなビジュアルが印象的です。
しかし、実写版リトルマーメイドのセバスチャンはこちら。
これはかなり衝撃的ですね!!!(笑)
ディズニー版のリトルマーメイドで見ると海老にも見えるセバスチャンですが、どうやらセバスチャンはカニだったようです。
とはいえ、これはかなりイメージが違っていますね…
理由③:フランダーがかわいくない
実写版リトルマーメイドの残念と言われる理由3つ目に、フランダーが可愛くないとの声がありました。
フランダーといえば、鮮やかな色合いに可愛らしい目をしたお魚のキャラクターで、子供からの人気も高いですよね。
そんなフランダーは実写版リトルマーメイドではこうなるそうです。
アリエルの隣にいる魚がフランダーです。
ディズニー版のフランダーよりかなりスリムに見えますね。こちらもかなりの衝撃ですよね。
個人的にアリエルのイメージの違いが気にならなくなってしまうぐらい、思っていたフランダーと違っています。
動物をモデルにしたキャラクターはどうしても実写化するのが難しいようですね。
実写リトルマーメイドに対する日本の反応【Twitterやメディアからの情報】
実写版リトルマーメイドに対する日本国内の反応をまとめました。
どうやら配役に対する意見が多いようです。
ディズニーで一番好きなアニメがリトルマーメイドなので、実写化の女優が発表された時はショックだった。黒人が嫌なんじゃない、アリエルは白人で赤髪だから忠実に再現して欲しかっただけ。姉妹たちもみんな人種が違うのどう考えてもおかしいでしょ。大好きな作品を汚された気分。
— i (@uidvq) May 26, 2023
中でも、やはり主役であるアリエルの役を黒人の女優さんが演じる事に関しての意見が多いですね。
この意見は主にディズニーのリトルマーメイドのファンからの声が強くありました。
https://twitter.com/nemunemukaraage/status/1664603534074183680?s=20「アリエルが黒人だと変だ」と聞くとどうしても差別のように聞こえてしまいますが、
決して黒人の女優さんを起用したことに対して批判をしているのはありません。
リトルマーメイドのアリエルのファンだからこそキャラクターを忠実に再現して欲しかったということですね。
セバスチャンとフランダーに関しても、実写版に驚きを隠せない声が多くありました。
実写版のセバスチャンとフランダー、ただのカニと魚で笑う
#リトルマーメイド pic.twitter.com/rCRB1aG5VZ— きのこ (@x_xdokukinoko) June 2, 2023
これに関しては少しネタとして反応している人が多く感じました。
生物の実写化は特に、難しい面が多いようです。
とは言え、リアルに実写化されているキャラクターもありました。
海の魔女アースラの完成度が高いと評判です。
実写版「#リトルマーメイド」、海の魔女 #アースラ に変身するメリッサ・マッカーシーの完成度がすごい!
pic.twitter.com/VGvlE0vrqf— Shinichi Ando (@andys_room) May 25, 2023
これに関してはすごくリアルに再現されていると思います。
このように、実写版リトルマーメイドの国内での反応としては配役に対する意見や、イメージの違いに関するものが多くありました。
実写リトルマーメイドに対する海外の反応【Twitterやメディアからの情報】
実写版リトルマーメイドに対する海外の反応をまとめました。
海外では一足早く実写版「リトルマーメイド」が公開されていますが、反応は様々です。
アメリカでは実写版リトルマーメイドに対して公開前までは様々な意見がありましたが、
公開後には実写版「アラジン」超えの大ヒットスタートとなったとのこと。
公開後4日間の全米興行収入で1億1750万ドル(約164億円)を記録。
また批評家たちも「ディズニー史上最高の実写映画!」と高く評価。
特に、アリエル役を演じた主演女優のハリーは、「彼女は太陽よりも輝いていた」「アリエルとして完璧」などと大絶賛されている。
引用:女子SPA!
映画の批評家たちも大絶賛だったようですね。
公開前のイメージと実際見た後とでは大きく印象が変わったとの意見もありました。
一方、韓国では批判的な意見の方が多くあったそうです。
観覧客平均評価点は6.59点だが、最も多く「推薦」を獲得したレビューは
「物語に入っていけない」「自分の知ってるアリエルとは違った」など、否定的な内容だという。
「期待以上だった」「よく作られている作品」「アリエルの歌がすばらしかった」などのレビューには「非推薦」が多く付いている。
引用:Record China
フランス・ドイツでも同様のレビューが上がっていることから「黒人差別による意図的なものでは」と一部では報じられています。
韓国のネットユーザーからは下記のような反応があったようです。
「肌の色がどうとかの前に、主人公がかわいくない」「ただ童話のイメージとかけ離れているのが問題なんだよ」
「黒人だからというより、お姫様のイメージに合ってないのが問題だと思う」
「黒人でも黄色人種でもいいけど、誰が見ても童話の中のお姫様のように美しいと思うような主人公であるべきだった」
「映画を見てただ評価しただけなのに、それがなぜ『テロ』なんだ?」などの声が寄せられている。
引用:Record China
韓国のネットユーザーの声はどことなく日本人のリトルマーメイドファンの意見と似ている部分があると思います。
どうしても、黒人の女優さんが起用されたことで「黒人への差別」を懸念しがちなことから
前述のような捉え方になってしまったのではないかと考えられます。
実際は日本と同じようにディズニーのリトルマーメイドと比較してのレビューだったようですね。
海外の反応とはいっても様々な反応がある事が分かりました。
まとめ
実写版「リトルマーメイド」が残念と言われている理由は、
登場キャラクターのイメージがディズニー版のリトルマーメイドと大きく違っていることが大きな原因でした。
特に日本のディズニーファンは実写版リトルマーメイドにも忠実な再現を求めているので、
主役のアリエルの印象が違っていることに対する批判が多いように思います。
一方、実写版のリトルマーメイドが既に公開されている国では、案外良い反応も多く、作品として素晴らしかったと評価されている部分もありました。
特ににアメリカでは、多様性に対する考えが進んでいると言うこともあってか、
「これはこれで素晴らしい」と言う実写版のリトルマーメイドを評価する姿勢が見られたように感じます。
どうしても原作を知っている作品は、原作との比較をしてしまいがちですが、新しい作品として楽しむ方法もありなのではないかと思いました。
日本での公開は6月9日です。もうすぐですね!
海外で大好評の実写版リトルマーメイドを楽しみにしたいと思います。
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